トリフロン®
一般名では、ポリテトラフルオロエチレンといいます。
化学結合力の最も強い CF2CF2n 構造の高分子(分子量300~800万)です。
このため化学的・物理的性質ともに、フッ素樹脂の中では一番優れています。
とくに、低摩擦係数(約0.02)をもち、自己潤滑性があります。
また、非粘着性や耐熱性も優れています。
化学結合力の最も強い CF2CF2n 構造の高分子(分子量300~800万)です。
このため化学的・物理的性質ともに、フッ素樹脂の中では一番優れています。
とくに、低摩擦係数(約0.02)をもち、自己潤滑性があります。
また、非粘着性や耐熱性も優れています。
トリフロン®PFA
テトラフルオロエチレンとパーフルオロビニルエーテルの共重合体です。
このため耐熱性に優れ(常用温度260℃)、かつ溶融成型できるのが特長です。
また透明性があり、高温下での機械的強度にも優れています。
このため耐熱性に優れ(常用温度260℃)、かつ溶融成型できるのが特長です。
また透明性があり、高温下での機械的強度にも優れています。
トリフロン®FEP
テトラフルオロエチレンとヘキサフルオロプロピレンの共重合体です。
熱溶融性の樹脂で、成型性に富んでいます。
常用温度200℃。非粘着性と離型性に優れているのが特長です。
また、電気絶縁性も優れているほか、透明性があり、特有の光透過性を持っています。
熱溶融性の樹脂で、成型性に富んでいます。
常用温度200℃。非粘着性と離型性に優れているのが特長です。
また、電気絶縁性も優れているほか、透明性があり、特有の光透過性を持っています。
トリフロン®ETFE
テトラフルオロエチレンとエチレンの共重合体です。
これも熱溶融性の樹脂で、最も成型加工しやすい素材です。
射出・押出し・ブロー成型など、一般の熱可塑性樹脂と同様の成型加工ができます。
耐熱性(常用温度150℃)は普通ですが、機械的強度が優れています。
これも熱溶融性の樹脂で、最も成型加工しやすい素材です。
射出・押出し・ブロー成型など、一般の熱可塑性樹脂と同様の成型加工ができます。
耐熱性(常用温度150℃)は普通ですが、機械的強度が優れています。
トリフロン®CTFE
ポリクロロトリフルオロエチレンといいます。
熱可塑性の樹脂です。分子中に塩素を含んでいるため、硬度と透明性を備えています。
常用温度は120℃ですが、低音特性に優れています。また難燃性にも優れています。
熱可塑性の樹脂です。分子中に塩素を含んでいるため、硬度と透明性を備えています。
常用温度は120℃ですが、低音特性に優れています。また難燃性にも優れています。